田舎に住んでいるが、田舎は滅びるべき

わしの住んでいるところはど田舎である。

 

最近はどんどん人口が減る一方で、商店街というものが滅びつつある。

当たり前である。町になんの魅力もないのだから。

せめてイオンでもあれば、マイルドヤンキーは残って、子孫を増やしてくれるんだろうが、それも無い。

 

医療もひっ迫しており、産婦人科は無いし、町にはやる気も能力も無い医師ばかり集めた総合医院が一軒あるだけである。

毎年、いや毎月のように医療ミスは頻発しているが、せっかくの町のひとつの医療機関が無くなるのがイヤなのか、訴えるものもいない。

 

ちなみにわしの祖母は院内感染で死亡し、わしの母は脳梗塞になりかけて車で病院に運び込み、わしが「早く診察して下さい」

といっているのに、待合室で何分も待たされたあげく、死んでしまった。

 

わしは、28歳の時に「急性心筋梗塞」になって、強烈に胸が苦しくなり、夜中に緊急で診断してもらったのだが、院長とか言う偉そうなのが、めんどくさそうに出てきて「疲れのせいだから心配ない。こんなことでいちいち夜中に来るな」的なことをのたまうた。

 

次の日、念のため、大学病院の先生に再診察してもらったら、心電図の結果、4分の4拍子の一拍分の鼓動が無くなくっていた。「これは心筋梗塞です、大学病院に搬送します」

 

結局わしはその病院にばあさん、おふくろ、自分自身と約2名半が殺されているというわけである。もちろん、謝罪などは一切無かった。

 

ちなみにその病院、あえて、実名を出すと「岩泉済生会病院といって、いまも患者であふれている。

他に行くところが無いからである。

 

誠実な医療機関と大きなショッピングセンターがあれば、人間はとりあえず。暮らしていけるのである。

大型店舗の出店も計画されていたが、全て地元の商工会や御用議員につぶされている。

いままで、さんざん甘い汁を吸って来たくせに、である。

いくら、大型店をブロックしても、いずれはますます人口は減り、古びた商店街とともに滅びていくだけなのだ。

 

これからは首都圏や、地方中核都市に人々は集中するべきである。

社会の運営もしやすくなり、取り残される人間も少なくなる。

仕方ないのである。地方には森林を整備する業者しか住むことが無くなっても仕方だかい。必要の無いインフラにかかる費用も削減出来るではないか。

 

これだけたくさんある格差を何かで吸収することは不可能である。

自然、触れ合い? 雪がクソほど降って、文化的な楽しみを享受することも出来ない。

移動は維持費やガソリンがクソほどかかる自動車が必要になる。

すべてがまやかしではないか?

現に田舎に移住したYouTuberは、みんな逃げ出しているじゃないか?

 

ちなみにわしが住む部落は、非常にゆるくて、年に一回に総会と、草刈りに出席(しなくてもいい)すればOKである。

古いて気難しい昔の人はみんな死んでしまったので、村八分的なこともなく、めいめいが勝手に生きている感じである。

 

だからって、移住するのは絶対にススメない。

災害が多くて、リスクが半端ないからだ。

 

あー、東京に行きてー。