先日、断捨離というか集めていたフィギアや大人向けの高価
な変身ベルトなどをメルカリやヤフオクで処分した話をしたけど。
つくづく思ったのは、貧乏人は絶対に断捨離してはいけない、ということだ。
人がなんでものを買うかというと、満たされないココロのスキマを埋めることであります。
それが無くなるとこんどは別のものでスキマを埋めるんです。
わしはおもちゃを処分して残ったわずかな金は生活費に消えました。
んでね、こんどは安い楽器なんかを買ったりしてるわけですよ。意味ねぇす。
ああ、せめて処分する前に仮面ライダー555の変身ベルトで遊んでおけば良かったと思
います。
こんどバンダイから出た新バージョンは欠陥だらけで、さんざんネットでたたかれています。
ああ、本当に好きなものは売らなきゃ良かったな、って思いました。
結局、貧乏人は何も無いから、マテリアルを無くすると、本当に空っぽになっちまうんだな。
ネットや本に騙されて断捨離してはいけません。
それらは本当に欲しくて買ったものだから。今は興味が薄れても、大切なものには
変わりないからです。
独居老人がスッカラカンの部屋で孤独死で発見されるのと、好きなものに囲まれて死ぬ
のとどっちがいいですか? わしもわからんけどね。